CARLOS AGUIRRE 『CAMINOS』 2006
アルゼンチン音楽シーンにおけるキーパーソン、カルロス・アギーレの2006年作。
全編に渡り美しいピアノとメロディが静かに深く入り込みます。
始まりの一音と終わりの一音までカルロス・アギーレの世界
まるで心の中で必要としていた音楽を奏でてくれるかのような
カルロス・アギーレのサウンドには私が今まで聴いてきた色々な作品やアーティストの中でも最もやさしく寄り添ってくれます。
アルバムの最終曲「Cancion de Cuna Costera」、
水の音に誘われるように鍵盤の音が空間に広がります。
2009年に感じた最も美しい瞬間でした。