2012.02.26 Sunday
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Diana Panton / Yesterday Perhaps 2011
たびたび紹介をしているジャズ・ヴォーカリスト、
ダイアナ・パントンの入手困難だったファースト・アルバムが
めでたくMUZAKより再発されました。
恐縮にもライナー・ノーツを書かせて頂きました。
(解説とはいえないラヴレターのような内容ですが・・・)
相変わらずというか、
この方はデビュー時からまったく変わらず可憐な歌声を聞かせてくれます。
もちろんバックの演奏もとてもつつましく素晴らしいです。
“特別な温度”を持っている作品ですね。
Antoine Hervier Trio 『Juste a L'heure』 2010
う〜ん、これは参りました。
というのもこのアルバムの冒頭の「Kinderszenen Opus 15」なのです。
この曲はロベルト・シューマンの「子どもの情景」という曲だそうです。
滑らかでセンシティヴなピアノ・タッチから
徐々に躍動に満ちていき
活き活きとした演奏が広がっていくような・・・
目の前の視界が広がって光が差し込むような・・・
とにかくこれは好みです。
アルバム全体は
フランスのジャズ・メンということもあり
マヌーシュやシャンソンのアレンジから
正統派なハード・バップもあり
多彩な構成ですが
私は何度も繰り返して
この一曲目をリピートしています。
彼のHPで試聴できますのでぜひ。