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Mark Hollis 『Mark Hollis』 1998
トーク・トークのヴォーカリスト/ギタリストのマーク・ホリスのソロです。
といっても自分はこの辺りの音楽には詳しくありません。
リアルタイムでも聴いていませんね。
(パンチョさんクラシックスでしょう、今度くわしく教えて下さい。)
でも、とても好きな世界観ですね
滋味深くて、穏やかでどこか壊れそうな“もろさ”も感じます。
そして緻密なサウンド・メイキングも素晴らしい。
ジャズとエスニックなリズムを取り入れて
ECMやノンサッチ的なワールド・ミュージック・センスもあります。
カエターノやアート・リンゼイあたりの共通点もあるのでは?
Various 『We Were So Turned On:A Tribute to David Bowie』
ジャケット・デザインが強烈ですね
こちらはデヴィッド・ボウイのトリビュート・アルバム。
また売上はWAR childに寄付されるチャリティ企画のようです。
よって世界各国色々なアーティストが参加
サウンド・テイストも色とりどり
個々のボウイへの想いを込めてカヴァーしています。
しかも2枚組みでヴォリュームがあり過ぎます。
そういった意味でも
トリビュート盤というものは実は好きではなかったりするのですが
個人的にはケレン・アンが「Life On Mars ?」をカヴァーしていることでチェックです。
あとはカーラ・ブルーニの「Absolute Beginners」や
アリアナ・デラワリの「Ziggy Stardust」が良かったです。
Robert Wyatt / Ros Stephen / Gilad Atzmon 『For The Ghosts Within』 2010
ロバート・ワイヤットの新作です。
ヴァイオリニストのロス・スティーヴンと
サックス奏者のギルアド・アツモンとのコラボレーション作品。
クラシカルで崇高なストリングスの調べ
ゆらめくサックスの音色
ワイヤットの悲しみに満ちた孤高の歌声
真夜中に独りで聴けば間違いなく胸締めつられる大傑作です。
冒頭の「Laura」を聴けばこの作品の持つ魅力がわかるでしょう
こんなに悲しく訴えかけることが出来るのはワイヤットしかいません。
どこかECMオレゴン周辺を彷彿させる、あまりに美しいタイトル曲「The Ghost Within」、
そして「Round Midnight」、「Lush Life」、「What's New」、「In a Sentimental Mood」・・・
たたみかけます(涙)。
そして“素晴らしきメランコリーの世界”のテーマ曲でもあった
シック「At Last I Am Free」の再演。
ラストは「What A Wonderful World」で安からな眠りを・・・
聴いた後はきっといい夢が見れるでしょう。