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Alpha 『The Impossible Thrill』 2001
マッシヴ・アタックのメランコリック・レーベルから
アルファのセカンド・アルバム。
まさにリアル・タイムなのです。
淡いアンビエンスと揺らめくエレクトロ・・・
といった穏やかなサウンドが散りばめられています。
中でもメロウ・トラック「All Sation」が素晴らしい。
例えばアリワのラヴァーズとか
レベッカ・ゲイツのようなSSWともリンクするメランコリックな世界観。
秋の夜長はこのような気もちいい音楽ばかり聴いていたいです。
Lori Scacco 『Circles』 2004
スコット・ヘレンのレーベルから
ロリ・スカッコの美しい静寂の作品。
生ピアノとエレピ、アコースティック・ギターのシンプルなアンサンブル
そして控えな主張とイマジネイション。
立花ハジメ『Low Power』のような気だるい気持ちよさ。
Sam Prekop 『Sam Prekop』 1999
11年前の1999年の作品です。
最近、はじめて聴きました。
1999年、その頃は新譜には目もくれず
毎日のようにレコード屋に通いつめては
指が真っ黒になるくらい、時には血が出るくらい
中古レコードばかり探していました。
今、思うと96年のシー・アンド・ケイク『The Biz』や98年のトータス『TNT』は手に入れましたが
おそらく、その辺りが最後の新譜リスニングでした。
その後は、ブラジル音楽や70年代のSSW、ソフトロックなどの深い森に入ってしまったのです。
新譜を聴く余裕はいろんな意味でありませんでした。
なので個人的には、この辺りが偏見がなく、すんなりと普通に聴けるわけで、
中には、打ち込みやギターなどの音の質感的にまったく受けつけないものもありますが・・・。
上のサム・プレコップのアルバムに収録された「A Cloud to The Back」なんて
完全にECM〜パット・メセニー「Farmer's Trust」と同じライン。
あぁ、すばらしい・・・。