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Banjamin Biolay 『Pourquoi Tu Pleures?』 2011
バンジャマン・ビオレーが主演する映画のサントラに
自身が手掛けた楽曲にプラスして
映画からインスパイアされた曲を追加した作品です。
実質彼のニュー・アルバムといってもいいでしょう。
といってもここ数年の彼の活動はそれほど気にかけず、
やはりケレン・アンと一緒にアンリ・サルヴァドール復活時が好きでした。
そんな気持ちで聴いていたら
フレンチ・メロウ・ソウルな楽曲が登場、
ゲンズブールがソウルに傾倒したような
カッティング・ギターもグルーヴィーな
なんともアンニュイなバンジャマン風ソウルでした。
Alice et Cecile 『All You Need Is A Song』 2007
フランスの二人組みです。
すこしミュゼットというかマヌーシュ気味の
しゃれたフレンチ・ジャズです。
フランスにはこういうサウンドが多いですね。
これまた休日の音楽で
ゆる〜く流す感じがいいです。
みんなで食事したりお酒飲んだり、
そんなシチュエーションのBGMにはぴったり。
好きな曲はなぜかマンシーニの『パーティー』を思い出す
表題曲なのですが、残念ながら動画がありませんでした。
Keren Ann 『Chelsea Burns』 2005
昼間はまだ暑いですけど
陽が落ちていく頃には、秋らしい風が吹くようになりました。
季節の変わり目、特に夏から秋にかけてがとても好きです。
なるべく喧騒から離れて静かにしていたいですが
そういう生活も難しいのでしょうか
心にゆとりがないと出来ないのかもしれません。
ケレン・アンの05年のシングル盤です。
表題曲はアルバム『NOLITA』にも収録しています。
「Sailor & Widow」、「Ending Song」は『Not Going Anywhere』に収録されています。
しかしジャケットも含めて、この3曲のコンパクトな形態が良いのです。
秋の夕暮れを切なく染めていくように
彼女の歌声とメランコリックなメロディが染み込んできます。
Jane Birkin 『Fictions』 2006
ジェーン・バーキンの06年作です。
発売当時は、ジョニー・マーが参加していたり
トム・ウェイツやルーファス・ウェインライトの書き下ろしがあったりと
かなり話題になったものです。
中でも、素晴らしい楽曲はニール・ヤング「Harvest Moon」のカヴァー。
アレンジャーにゴンザレス、
モッキーも参加という、間違いがない布陣。
彼らが得意とする、クラシカルでヴィンテージ感あふれる雰囲気。
何度聴きたくなる、そんなナンバーです。